SENIOR INTERVIEW
冷凍食品の安心・安全を守る品質保証の多角的な仕事
生産統括部 関西工場 品質保証グループ
西川 早紀
- 2017
- 技能職新卒で入社後、関西工場の製造グループに所属。
業務用からあげの生産ラインを担当。
- 2018
- 同工場の品質保証グループに異動。
生産工程管理や衛生品質向上を推進。
食の安全を左右する
衛生のあり方に興味があった
――ニチレイフーズに入社しようと思ったきっかけを教えてください。
西川:もともと食べることが好きで、食に関わることを勉強したくて大学で栄養学を学んできました。大学の調理実習などで人につくってもらった料理を食べたりするなかで「自分の体の中に入るものだからこそ、安全・安心であってほしいな」と感じるようになり、衛生検査を学びました。見えない菌も検査をすれば見えるものになるという、ちょっとマニアックなところにもおもしろみを感じていました。
就職活動をした際も食品業界に絞り込み、様々な企業を調べました。そこで興味を持ったのが、社内に品質管理部門を持つニチレイフーズだったんです。実際に選考が進んでいくと、出会う社員の方々がやさしく、緊張しがちな私にも冗談を言いながら「緊張しなくていいんですよ」と細やかに声をかけてくれて。そんな親しみやすい雰囲気も素敵だなと感じ、入社を決めました。
――これまでニチレイフーズでは、どんなお仕事をされてきましたか?
西川:1年目は製造グループに所属し、工場で生産ラインの担当者として現場に立ちました。そこでは作業配置を決めたり、従業員の方が作業しやすいようにラインの安全性を改善する業務をしたりしていましたね。私はもともと、品質保証グループか商品開発グループへの配属を希望していたので、現場の仕事には少しとまどいもありましたが「工場の現場を最初に知ることは、希望のグループに配属されたときに必ず活きる」と思って取り組んでいました。
そして2年目からは、希望していた品質保証グループに配属され、工程管理を経験しました。現場を巡回しながら安全・安心の基準を満たしているかチェックしたり、お客様からいただいたお申し出品の原因調査や対策立案を行ったりする業務です。今は同じグループ内の衛生検査業務に移り、工程管理の方とは、とくに密に連携を取りながら仕事をしています。
――現在担当している衛生検査の業務は、具体的にどのようなことをするのでしょうか?
西川:工程管理から「製造工程で衛生状態を確認してほしい箇所があるので検査してほしい」と依頼を受けて生産ラインの検査をすることもありますし、出荷前の製品や商品に使用する原料そのものの検査をすることもあります。そして検査結果を元に、出荷や使用の可否を判断しています。検査自体は対象となる食品や原料をペースト状にし、シャーレで菌を培養させ、結果を見るという流れ。細やかな作業が求められる業務なので、新人さんにもていねいに教えるようにしています。
――品質保証グループ内でも様々な業務があるのですね。その他にはどのような業務があるのでしょうか?
西川:食品の表示をつくる業務や、防虫防鼠、食品安全などの業務があります。どれも商品の品質を保証するうえで欠かせないことなので、衛生検査と工程管理も含め、それぞれの部署と協力し合いながら仕事を進めています。
現場に足を運び、交渉もしながら
妥協しない商品を実現
――衛生検査担当者は、検査室で黙々と作業をするイメージがありますが、実際に働いてみてギャップはありましたか?
西川:いい意味でのギャップは感じました。最初はデスクワークがメインなのかなと思っていましたが、実際は現場を巡回したり、品質改善のためのプロジェクトを他部署と進めたり、お客様の声を受けて営業担当者と交渉をしたりすることも多く、アクティブに動くことができます。また、細やかさや責任感が求められる業務内容なので、グループ内のメンバーもピリッとしているのかと思いきや、雑談も交えつつ和気あいあいとした雰囲気があって。キャリアが長い先輩も多く、わからないことがあれば優しく教えてくれます。
――どんなときに仕事のやりがいを感じますか?
西川:品質保証グループはお客様からの声が入ってきやすい部署なのですが、商品に対してお褒めの言葉をいただいたときは、とくにやりがいを感じます。以前、小学生のお客様から「おいしかったです」と手紙をいただいたときは本当に嬉しかったですし、お客様に安全・安心な商品をお届けするため、妥協することなく頑張ろうというモチベーションにもつながっています。
――品質保証グループで活躍するために、どのような姿勢を大切にしていますか?
西川:自ら考え学ぼうとすることと、周りを巻き込むことです。前者は業務をより円滑に進めるために大切だと思っています。現場を巡回していると、製造担当者から「こんな原材料を使いたい」と相談を受けることも多いのですが、食品に関する法令や規格基準などの知識を本やセミナーから学んでおけば、素早い回答をすることができます。
後者は成果を出すうえで大切です。入社3年目に『極上ヒレかつ』という商品の立ち上げに携わったときも、パン粉が付いた機械をどう洗浄するか、検査機器の設定はどうしたら良いか、わからないことだらけでした。ですが、他工場の品質管理担当者にアドバイスをいただいたり、先輩に洗浄を手伝ってもらったり、周りを巻き込んだことで、成果につなげることができたのです。
知識と経験を深めるほどに
品質保証の仕事はおもしろくなる
――西川さんが、今後チャレンジしてみたいことを教えてください。
西川:品質保証グループの幅広い業務を全てこなしていきたいです。私が目指すのは、「西川に聞けば大丈夫」と思ってもらえるような人になること。そのためには深い知識と経験が必要なので、目の前にある業務を一つひとつていねいに遂行していきたいと思っています。
――日々の積み重ねを自分の力につなげるために、心がけていることはありますか?
西川:上司から言われたことを鵜呑みにするのではなく、「なぜそうする必要があるのか」まで考えて仕事に取り組むことで、目指す姿に近づけると考えています。またルーティン作業であっても、改善点を探す視点を常に持ち続けるよう心がけています。
これは入社当時に先輩社員から教わったことでもあるのですが、「これは当たり前のことだ」という先入観は、本当は非効率でムラのあることを放置し、改善のチャンスを逃すことにつながってしまいます。先輩からもらった「もっといい方法がないか日々考えながら業務をすることが大切だよ」という言葉は今も大切にしていますし、後輩にも伝えていきたいです。
――最後に就活生に向けてメッセージをお願いします。
西川:おいしい食品を食卓に届けようとするとき、思いやクリエイティビティがあることも大切ですが、多くの人の安全・安心を守り続けようとするシビアな視点も欠かせないものです。とくに私たち品質保証グループはあくまでも検査の結果を見たうえでお伝えする立場ですから、営業や開発担当者の思いだけではなく、より安全・安心で良い商品を世に出せるように最適解を求めていかなければなりません。
そんな仕事に私は誇りを持っていますし、その思いを胸に一緒に働ける仲間に来てほしいですね。就職活動は大変なことも多いと思いますが、いろいろな会社や人との出会いで成長できる貴重な機会でもあります。ぜひ頑張ってください!
※掲載の仕事内容、所属は取材当時のものです。
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